創立1956年 名門小学校受験・幼稚園受験のパイオニア伸芽会
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しんがかい通信 mave 秋号 2015|特集1 2015年度入試を振り返って名門私立小学校 学校別対策REPORT(6)

TARGET 05 洛南高等学校附属小学校 本番で重視される礼儀やねばり強さを生活の中で養おう!

今年出された課題の一部 【ペーパーテスト】

school_test_enpitsu<話の記憶>いろいろな動物が駅で電車を待っているお話。駆け込み乗車をしたり、車内でよくないことをしていたのは誰かを問われる。
<数・音声>鈴の音が鳴った回数だけ○をかく。
<常識>数種類のセミ(ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ)の鳴き声を聞いて、鳴き声が聞こえていなかったセミに○をつける。いくつかの星座の形から北斗七星を選ぶ。歩行者用の信号と、自動車用の信号機の絵で、それぞれの青のところに○をつける。
<間違い探し>左右が反転している絵の中で、反対向きになっていないものに○をつける。
<推理・思考>迷路の中に描かれた人で、入口からの距離が一番近い人に○をつける。

【保護者作文・面接】
子どもたちがテストを受けている間に保護者に対して作文が課され、面接が行われる。作文は提示される3つのテーマから1つを選び、約600字で書く。1時間後に同じ要領で別のテーマの作文を書く。

課題のポイントはここだ!

<話の記憶>には、通学時の問題としての交通マナーや公共マナーが含まれている。<常識>の虫の鳴き声の問題は昨年も出題された。最近は星を眺める機会が少ないので、北斗七星も正答しにくいだろう。信号機の問題は、ふだん何気なく見ているものをしっかり観察しているかが問われる。また洛南ならではの保護者作文は、子どもたちがテストを受けている時に、保護者に課される。
望ましい家庭の判断基準を明確に持っている学校が、「家庭力」を見るために実施している。父母どちらが書いてもよいが、一般論を書くのではなく、子どもにどう接し、どう育てたいかを、出題テーマに沿って具体的に書く必要がある。

先生からのコメント
心と体と頭脳のバランスがよい芯のある子

どんな子が合格したか

洛南小学校は、開学の祖・空海上人の教えを尊重しており、学校は心・学・身を磨く「道場」であると考えられています。小学校から高校まで、男女問わず強い精神力のある人間を育てるために学校が求めているのは、我慢でき、諦めず、ねばり強く答えを追求できる子どもです。そして確固とした考えの元に、子の育ちをサポートできるご家庭が求められています。
ペーパーテストは校内放送で読み上げられ、ぼんやり聞いていると正答できません。日頃から人の話を注意深く聞き、多様な複合問題にそなえて身の周りのことに興味・関心を持ち、なぜそうなのかを考えるお子様でなくては合格はむずかしいでしょう。注意力・観察力・推理思考力を日々伸ばしていく必要があります。

家庭でやっておくべき準備

合格しているのは、毎日の生活習慣がしっかり身についたお子様でした。そうでなければ試験会場で長時間待つことはできませんし、集中して課題に取り組むこともできません。身の回りのことがきちんとできるのはもちろん、学習も生活習慣の一部なので、受験の年には約束の時間に自分で学習を始められるようにしたいものです。
その結果、学習に時間をとられ、大好きな本を読む時間がなくなってしまったというお子様がいました。そこで彼は、「ぼく早起きする」と、30分から1時間くらい早く起きて本を読んでいたそうです。そういうお子様なら、洛南小学校という「道場」でも、自分のやるべきことを見つけて、しっかり進んでいけるはずです。

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1956年に幼児教室として出発した伸芽会。小学校受験、稚園受験への確かな指導が口コミで広がり、
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