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しんがかい通信 mave 秋号 2015|特集2 こんなときどうする?子育ての「困った!」ケーススタディ(1)

託児での困ったケース 最初のうち誰もが通る関門

CASE1 入室したがらない

p375○入口で泣く
通い始めて日の浅いお子様によく見られるのが、入口で泣いたりぐずったりして、お部屋の中に入るのを嫌がるケースです。特に1~2歳児は、どこに連れて行かれるのかわからないので不安になり、泣きます。

こんな時は「そうなのね、お母様と離れたくないのよね。ギュッしていただきましょうね」と、お母様に抱きしめていただきます。それでもすぐに泣きやみはしないのですが、けじめも必要なので、ここでお母様にはぐっと我慢をしていただき、「大丈夫です、お帰りまでお預かりします」と申し上げて、「それじゃ行きましょうね」とお別れをします。この状態はしばらく続くかもしれませんが、ここはお友だちもいるし安全で楽しいところだとわかってくると、ちゃんとお子様は自分から「行ってまいります」ができるようになります。

しかしそれだけではなく、熱っぽいとか寝不足気味など体調が悪い場合や、朝食を食べていなくて空腹だったりすれば、ぐずる原因になります。また、お母様が何か不安定な状態だと、お子様に「いやだな、離れたくないな」という気持ちを呼び覚ましてしまいます。

日々そのように波があるのは当たり前なので、その時々に応じて対応します。しばらくすると、どんな状態や気持ちで泣いているのかがわかってきます。そういうところはフォローしてさしあげられればと思っています。

○家で遊んでいたい
少し大きくなったお子様がお部屋に入りたくない場合は、本人にもその「理由」がはっきりとわかっています。たとえば、家で遊ぶのが楽しいのに無理やり連れてこられたと思っている時です。このような場合は、ご家庭との連携が大事になってきます。

お家を出る前にお子様を遊ばせている時は、切り上げるタイミングが大事です。自分が夢中で遊んでいる時に、いきなり「はい、これからしんが~ずよ」と断ち切られると納得がいきません。ですから前もって「○時になったらしんが~ずに行くわよ。それまで遊んでいていいけれど、○時になったらお片づけしましょうね」と声かけを。もしお話しができない年齢であったとしても、ひとまずはお子様に「お約束」としてお話をしていただくことが大切です。

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