創立1956年 名門小学校受験・幼稚園受験のパイオニア伸芽会
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しんがかい通信 VOL.28|特集 この夏の過ごし方が合格を決める!

371720いよいよ夏休み!年長児にちっては小学校受験を控えた最後の夏です。
合格に向けてこれまで育んできた全ての力を総合的に完成させる季節でもあります。
また伸びざかりの年中児や幼稚園受験にのぞむ3歳児にも、
夏を楽しみながら体験を豊かにするチャンスが広がっています。
この夏をご家庭や旅先で悔いなく過ごすためのヒントを満載しました。
 
 

家庭で

Action 1
早起きは合格への近道!
しっかりと生活リズムをつくる

本番の試験まであと3ヵ月。
夏はお休みだからといって一日をだらだら過ごさず、規則正しく生活しましょう。登園などがないかわりに、何時に起きて朝の支度をするか、子どもが自分自身で主体的に夏の暮らしを考えて実行できる最適な機会になります。考査当日は朝が早いこともありますので、今から慣れておくことをおすすめします。
受験直前の9月、10月にも園の行事をはじめさまざまな課題が与えられ、疲れがたまって体力もたず体調を崩してしまうお子様もけっこういますので、夏の間にどれだけ生活のリズムをつくっておけるかが決め手です。

Action 2
親子の時間がたっぷりある夏休み!
テーマをもって「もの」を作る

絵画でも工作でも旅の体験でもよいのです。たとえば「世界で一つしかない乗り物を作ってみよう」というテーマも面白いでしょう。「この車、空も飛べるんだよ」「へええ!翼がついているのね」「タイヤは何で作ろうかな」「お家の中を探してみて」……そのとき、考える過程と発想の豊かさを大事にしてやり、仕上がりの結果だけを求めないようにすることが大切です。
家族旅行をしたら、おじいちゃんおばあちゃんに伝えるために、具体的な物を作り上げることも大事です。山に行ったのなら、見たものや出会ったものを作ってみる。どこにどんなものが生えていたかな?どんな動物がいたかな?その体験を自分なりに集中してまとめる作業です。「完結させる」「仕上げる」。これが試験に直結しています。

名門小学校での出題例
2012年度早稲田実業学校初等部では、粘土制作で「あなたがあげたいかばんを作りましょう」と出題され、制作中に質問がなされるなど、独自の発想が求められました。

Action 3
ご家庭での生活をさらに充実!
料理をいっしょに作る

「おかあさん、きょうの夜ごはんなあに?」と聞かれたら、「そうね、何がいいかな。いっしょに考えてみましょうか」と誘いかけましょう。アイディアを出したり買い物に行ったり、調理をしている際にも、野菜やいろいろな食材についての会話がたくさんできます。これらはペーパーでよく出される食べ物を題材にした問題に役立ちます。
「いつも(材料の)どこを食べているのかしらね」「切るとこんなふうになっているんだね」「これは固い?煮るとどうなると思う?」というふうに、実際に皮をむいたり切ったりしながらお話しをすると、興味が自然に知識へとつながっていきます。
デザートにイチゴを食べるときにも、「イチゴの種ってどこにあるんだろうね」と言葉をかけます。「なかにはないね」「スイカは種があるのに、どうしてかな…」「あ、ここにある!」と気づかせることが大事です。

名門小学校での出題例
2012年度慶應義塾幼稚舎では、「自由遊び」の課題時間中に3人1組で呼ばれ、お手伝いや得意なことなど、ご家庭での対応のあり方が問われました。

一人で髪を洗えるように
親からみると「まだこれは無理だろう」と思えることでも、「思い切って一人でさせてみる」という親の姿勢が子どもの自立心を促すのに大いに役立ちます。
たとえばお風呂に入るとき、ボディタオルで体をひととおり洗えるようになったら、次は髪洗いに挑戦させてください。「シャンプーをこのくらい手にのせて髪の毛をモジャモジャしてごらん」と誘って、泡立ちの面白さを伝えてやると、子どもはよろこんで髪を泡だらけにします。このとき、シャンプーハットはかぶらないで洗髪しましょう。ただし「目に入るととてもいたいから、目に入らないようにしてね」「シャワーで泡を流すときは目をぎゅっとつぶるのよ」と注意を与えるのを忘れずに

町で

Action 4
「しつけ」の基本をもういちど!
公共の場のマナーを確認する

夏休みは外に出かける機会が多いので、公共の場でのマナーを守れているかどうかを確認できます。歩きながらでも、電車に乗っているときにでも、「よい子はいるかな」「どんな子がよいのかな。見つけてみようか」とか、「ちょっと困るなと思う人、いる?」と、その時々で観察させてみましょう。
自分のことだお、当たり前だと思って問題なくやっていることでも、ちょっと離れたところからその行為を見ると、「あの子、ぼくと同じようにああいうことしているんだけど、どうかなあ」と、あらためて考えてみることができます。
入試で出される社会常識の問題の根本は、してはいけないことについて、それがどうしていけないのかがわかっているかどうかというところにあります。ですから、外出したときはマナーだけではなく社会的な関心を広げるよい機会になります。

Action 5
自立して行動するための下地を!
自分がしたいことを人に伝える

外に出ると、いろいろな場面で子どもの要求が出てきます。
たとえばレストランで食べたいものがある。買い物に行って買いたいものがある。その場合、大人がかわりにやってしまわずに、あえて子どもに意思を伝える機会を与えてみましょう。
レストランでは先に大人の注文を伝え、「○○さんはなあに?」とききます。「(わたしは)△△をください」と言えれば大成功。買い物の場合は、「お金はいくらあれば足りるかなあ?」と確かめてからお金を渡し、自分でお店の人に「これください」と言わせます。お金を払って品物を受け取り、レシートがあればおつりを受け取るところまでやらせます。
そういう体験がふえれば、どんどん自分で判断して行動できるようになります。何か困ったことが起きたらどうするか。誰に助けを求めればよいか。電車で親とはぐれてしまったら?迷子になったら?年長の夏は自立心を伸ばす大事な時です。小学校に入ったら親元を離れても行動できるという下地を作っておきましょう。

名門小学校での出題例
2012年度晃華学園小学校の行動観察では、3グループに分かれて行われました。各グループで決めた代表者がくじを引き、なりたいお店やさんを決め、それぞれが売っている品物のカードを選んで並べます。テスターがお客さんになり、「何がおすすめですか?なぜですか?」など1人ずつ質問されます。

Action 6
家族のイベントに主体的に取り組む!
旅の計画を自分で立てる

いつもと違う時間を過ごすことができるのが夏の醍醐味ですが、とりわけ印象に残るイベントにしていただきたいのが旅行です。ご両親の骨休め的な温泉旅行や、田舎のおじい様やおばあ様の家への里帰りに、ただつき合わせて、ああ楽しかったで終わりにしてしまっては、もったいなさすぎます。
出発と帰宅の日程が決まったら、カレンダーに印をつけさせて「○○に行く」と書いてみましょう。それからオリジナルのスケジュール表をいっしょに作ると効果的です。乗り物好きのお子さんなら、列車やバスの時刻表を活用したり、行き先周辺の地図や施設の情報を集めて「○○に行ったら、こういうころもああいうこともできそうだね。一番先にしたいことは何?」とお話しをしながら計画を立てさせます。
自分で作った予定表があれば、子どもは主体的に参加してきます。漫然と親に同行しているだけの旅行とは、ひと味もふた味も違うイベントになるはずです。そして帰宅したあとで述べた、体験を具体的にまとめることができる材料がたくさん手に入っていることでしょう。

Action 7
五感を使って体験する!
自然体験を広げる

旅先が海や山であれば、都会の生活では触れることの少ない、さまざまな自然や生き物を観察したりさわったりできるチャンスです。たとえば、カニ、クラゲ、フジツボ、海草、フナムシ。カミキリムシ、黄金虫、バッタ、カマキリ、トンボ、ホタル。牛、馬、豚、ニワトリ。それらの生き物はどこで何をしているのか、どんな声で鳴くのか、しっかり見ながら会話をしてください。
目や耳だけでなく、鼻、舌、肌でも自然を体感させてあげましょう。採れたてのトウモロコシの味や、もぎたてのトマトの味、畑や牧草の匂い、牛小屋の匂いとしぼりたての牛乳の味。温泉に入ったら、どんな匂いと味がするか、舌の先で舐めてみてもよいでしょう。子どものフレッシュな感覚で、新鮮な驚きを共感してください。
また、風の音やせせらぎの音に耳をそばだてたり、草をむしって川に投げ入れたらどんなふうに流れていくか、いっしょに体験するつもりで楽しみましょう。

山で

Action 8
目的地に着いた達成感が自信に
ハイキングでしっかり歩く

都会ではあまり歩くチャンスがなくなっています。交通機関は発達しているし、ちょっとした買い物にも自家用車に乗ってしまいがち。そのぶん、子どもたちの脚力や筋力はなかなか強くなりません。たまには電車やバスの一駅くらい歩かせてもよいのですが、時間に追われていればそんな余裕もないかもしれません。
せっかく自然の中に来たのですから、ゴンドラやリフトなどがあっても乗らずに、あえて自分の足で歩かせましょう。距離的にはあまり無理をさせてはいけませんが、がんばって目的地に到達することで「やった!」という達成感が得られます。これが受験の前に得られれば、子どもにとって大きな自信となります。
途中、山道の草や木、時にはヘビやトカゲが走るのを見ながら、いろいろ声をかけて登って行けば、リフトなどの乗り物からは見えない小さな花や虫を発見できるはずです。

海で

Action 9
思いっきり波と触れ合おう
波打ち際で真っ黒になるまで遊ぶ

日光と海の水と砂浜の気持ちよさを、体じゅうで味わえるのが海水浴です。泳いだあとの波遊びでは、寄せては返すリズムに合わせて、波を踏まないように追いかけっこをすると、機敏性も養われます。
ビーチパラソルの下で休んでいるとき、目をつぶってみましょう。「どんな音が聞こえるかな?」とか「海の匂いってどんな匂い?」と意識化させることで、体験の引き出しを増やしていきましょう。

宿泊先で

Action 10
子どもの社会意識を育む!
宿泊先に到着したら

町を歩いているときも、知っている人に会ったら「おはようございます」「こんにちは」のあいさつは欠かせませんが、旅行の宿泊先に着いてチェックインするときに、迎えてくれた人に「よろしくお願いします」とあいさつできるようにしたいものです。お金を払うのだからサービスは受けて当然、という意識から、横柄になったり尊大な態度を示したりする大人もいますが、人と人が触れ合うのですから、ごく普通に「いらっしゃいませ」「よろしくお願いします」というあいさつを交わすべきです。
子どものころからそういう習慣をつけることで、社会意識が自然に育ってきます。帰る際も同様に、「お世話になりました」とあいさつをして玄関を出ましょう。宿だけでなく、何かサービスをしてもらい、気持ちよく過ごさせてくれたことに「ありがとう」という気持ちを表明することです。
まずは親が率先して手本を見せ、子どもが続いて言えたら「言えて偉かったね」と認めてあげましょう。相手の人もきっとニコニコしているはずです。そこで「言ったほうがよい」ことに気づかせられるのです。

伸芽会で

表現力を高める
伸芽会では、自分が考えたこと思ったことを、言葉や絵画制作、身体表現などによってあらわすレッスンをしていますが、この夏にはそのまとめとして、特に実際の試験問題に模して10分から15分ぐらいで何かを作ったり、絵を描いたりできるように指導します。
これはたとえば、慶應義塾幼稚舎などの考査で求められる表現力。巧緻性を高めるトレーニングになります。この時期に、すばやくイメージをふくらませながら、手近な材料で形にしていくことが、たいへん効果的です。最初から「こういうものを作ろう」と綿密に考えて実行するのではなく、一つの思いつきがどんどん広がって、その子なりのストーリーを展開できることの方が理想的です。

集団活動の中で自尊心を育てる

子どもたちが何をどうするか話し合いながら共同制作、共同遊びをします。年中児でも行いますが、自分たちだけではまとめられないようなときには、方向性を出す手助けをします。年長になると先生は見ているだけです。「ああしよう」「こうしよう」といろいろな意見が出たときに「じゃんけんで決めない?」と言える子もいるし、黙ってみんなの意見をすべて聞いて、まわりをよく見ている子もいます。
学習院初等科などの試験でも、先生は見ているだけです。初めて顔を合わせた子どもたちが、方向性が与えられない中でどういうふうに活動するか―受験するお子さんは、園ではリーダー格の子が多いようです。自分はこうしたり、とただ強く主張するだけではぶつかりあってしまいます。そうなった場合、どうするか。その体験を深めることで、本番に備えます。

名門小学校での出題例
2012年雙葉小学校では、5人グループで、毛布、画用紙。スポンジの果物、お弁当箱などを使ってひとつのお弁当を作る、行動観察の課題が出されました。

何にでも挑戦!
年中児の夏休み

年長児にとって夏は「達成感」と「自信」を獲得する季節だとすれば、年中児にとって夏は「挑戦」の季節と言えます。体力もこれからつけていくところです。年中から年長にかけては個人差があって、まだまだ幼なげな子もいますが、徐々に年長らしい感じを見せていきます。ですから、子どもの力を信じてなるべくいろいろなことを体験させてください。
まず、外で遊ばせる機会を多くすることが大事です。夏の猛暑の中では遊ばせられませんが、まだ気温の上がらない朝のうちや、少しぐらい暑くても風のある夕方などに、思い切り体を動かすことがおすすめです。子どもが帽子やハンカチ、水筒などを自分で用意できるように促しましょう。
そして公園などに行って、すべり台やブランコなどを一通りやったあとに、範囲を決めて全力で走らせたり、足ジャンケンをしたりして、瞬発力を高めます。この年齢になると、がんばったことが自分でわかるようになってくるので、他の子と比較するのではなく、その子なりにできるようになったことを認めてあげましょう。そのことで、「やってみたい!」気持ちを育てます。
また、スーパーでの買い物のあと、買った物を持ってもらうのも、お手伝いを兼ねた体力アップの方法です。家の中でカボチャやスイカを運ばせるのもよいですね。

当てっこ遊びで季節感を養う

手近なところで行えるのが、「まわりのものを確かめる」練習です。これは受験で評価される5つの基本的能力のうち、「聞く力」「考える力」「話す力」を伸ばします。
たとえば夕立ちが降ってきたら、子どもといっしょに耳をすませてみましょう。「雨が降っているみたい。どれくらい降ってる?」「たくさん降ってる」「どうしてわかるの?」「だってザーザーいってるし、ときどき表のポストに当たるもの」といった会話が引き出せたら、3つの力が育っている証拠です。
そのほか、①空き箱や空き缶に何かを入れて、振った音で中身を当てたり、布の袋に入れたものを感触で当てたりするクイズで「聞く力」や「集中力」を養う②自然の音や普段の生活の中で聞こえる音を意識する③イメージする音と本当の音が合っているか、実際に体験させて確かめる などの遊びをして発展させてください。

知的能力が飛躍!
3歳児の夏休み

1.2歳のうちはどんどん広がる好奇心を伸ばしながら、いろいろな運動をさせてあげましょう。3歳くらいにならなければ、手と足の動きはまだまだ完全に一致してコントロールできません。
2年間のゆるやかな準備期間のあと、急激に脳が発達し、知的能力がめざましい発展を見せる3歳児。幼稚園受験はもう間近です。志望園にかかわらず、3歳児がそなえていたい基本的能力を伸ばすことを心がけましょう。
この時期には親の真似っこ遊びをしたがります。「ウサギさんになって、あそこまでぴょんぴょん跳んでいってみよう!」「飛行機になろうか!」手を横に広げて走りながら、右に傾いたり左に傾いたり。「こんどはロケットになってみよう!」頭の上で手を組み合わせて、まずは発射。その気持ちになっていろいろなようすを体でやってみます。
体力づくりに大切なことは体格ではありません。実は気力の問題なのです。気力があれば、体力も自然についてきます。夏は山登りをさせたり、海なら波遊びがおすすめです。おうちではビニールプールを利用して水遊びをさせてやりましょう。両手で水をすくってこぼさないよう移すのは、相当な集中力とバランス感覚のいる動きです。

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