創立1956年 名門小学校受験・幼稚園受験のパイオニア伸芽会
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しんがかい通信 VOL.22|特集 年中から育てる数学のセンス(3)

数学センスを伸ばすためにご家庭で実践!3つのポイント  数や図形に親しむヒントは、ご家庭での遊びにありました。指導歴32年の先生が、数・図形センスの伸ばし方についてお話しします。

構成 全体と部分の関連性を見極める力が必要な構成の問題。パーツを組み合わせて完成させる積み木やパズルで、楽しく遊びながら、見る力=観察力を養っていきます。

3611702010年度考査の出題例 田園調布雙葉小学校 
右の四角の中の積み木を全部使っていないものを左の四角の中から選んで、青のクーピーペンで○をつけましょう。
出題例の積み木のように、完成された形や集合体である〝全体〟と、パーツや部品となる〝部分〟の関係性を把握する力が求められる構成の問題。とりわけ見る力=観察力が必要ですが、積み木やブロックのように、パーツを組み合わせて何かを作り上げ、壊していく(片づける)遊びを積み重ねることで、自然と観察力をはぐくんでいくことができます。伸芽会のクラスでは、絵合わせパズルなどから構成の課題に慣れていくことが多いです。例えば、ヨットや家の枠だけが描かれた紙を子どもたちに渡し、三角形や四角形のプレートを何枚か使いながら、パズルのように合わせていきます。その際、小さいプレートから先に枠に合わせようとすると、大きいプレートは形が合わず、残ってしまうこともあります。そのような体験を繰り返して、「最初に大きいプレートを使えばいいんだ」ということを発見していきます。また、辺の長さが同じで、角の角度が30度の倍数になっている「パターンブロック」を使うと、同じ正六角形を作るにしても、正三角形×6枚、菱形×3枚、台形×2枚などさまざまな組み合わせがあります。「こうやってもいいんだ」「こんな形は作れるかな?と、図形に対する興味が広がるとともに〝見方を変えると答えはひとつではない〟ということも理解していくのです。
ご家庭では 積み木は数や図形問題の構成力を養うだけでなく、生活する上で土台となる総合的な力をはぐくむのによいツールです。例えば積み木でキリンを作ろうとして、長い足になるブロックが足りなくなってしまった場合、「四角を代用して長四角にすればいいんだ」と、〝別のモノで代用する〟ことを学べます。また、小さいブロックから片づけると、大きいブロックがしまえなかった…といった経験から、「大きいものから順に片づける」ということを学習できます。ほかにも、台所で野菜サラダやカレーなどの調理を手伝わせるという体験も、全体像から必要なものを考えたりする「構成力」の育成につながります。

推理・思考 「どうなると思う?」と子どもの好奇心を刺激し、その先の展開や結果を想像させることで、自ら〝考える力〟を伸ばしていきます。 

2009年考査の出題例 日本女子大学附属豊明小学校
例題文 折り紙を折って左の図の黒くなっているところを折ったとき、開いたらどのようになりますか。右から正しいものを選んで○をつけましょう。
対象図形や重ね図形、四方図、鏡映像など、推理・思考の問題は毎年多くの小学校で出題されています。それは、「考える力」がすべての学習力の基本であるととらえられているからです。伸芽会でも、さまざまな切り口から子どもたちが自ら考える場面を作り出しています。例えば、二つ折りや四つ折りにした紙の一部を色水につけると、どんな模様になるのかを実験する授業があります。四つ折りの状態で開いたときの模様をイメージするのは、子どもにとってはとても難しいことです。しかし、ゆっくりと開いて見せていくことで、四つ折り→二つ折り→全体図とつながることを理解できますし、何度も実験することで、色水につける位置によって模様が変化することを知っていくのです。また、鏡を使う授業では、一方だけ削ってある鉛筆の絵や、片側だけかじられたりんごの絵などを用意し、子どもに自由に鏡を置いてもらいます。鉛筆と垂直になるように鏡を置くと、味方によって両側が削れて見えたり、削られていない新品の鉛筆に見えたりします。さらに先生が「鏡をななめにしたら、どう見えるかな?」と好奇心を刺激すると、「あ、鉛筆が折れちゃった!」「手品みたい!」と子どもたちはますます鏡に夢中になるのです。「考えることは楽しい」という気持ちを、ゆっくり育てることが大切です。 ご家庭では 折り紙で作る切り絵は、親子で楽しく推理・思考力を磨いていくのに最適な遊びです。最初は折り紙を二つ折りにして、開いたときにハートや家になるように切ってみましょう。さらに四つ折りにして四つ葉のクローバーを作る、六つ折りにして雪の結晶を作るなど、少しずつ複雑にしながら、自由に切らせてsげましょう。「ここを切ったらばらばらになる」ということも、お母様に教えてもらうより、自分で切って失敗したほうが覚えます。何度も何度も体験することで、次第に〝対称となる形〟を想像できるようになります。紙の真ん中に目や口を開ける〝お面作り〟でも、「紙を二つに折って切ったら、目ができそうじゃない?」など、ヒントを出してあげれば応用力が身につくでしょう。

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