創立1956年 名門小学校受験・幼稚園受験のパイオニア伸芽会
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しんがかい通信 VOL.15|お悩み相談室

受験に関する皆様からのお悩みに、伸芽会のベテラン教師がお答えします。

Q うちの子どもはおとなしい性格で人前では何かを話すことを嫌がります。聞かれたことに対して上手に答えたり、自分の考えを伝えたりする力はどのようにして伸ばせばいいでしょうか?(年中・男の子のお母様)

027719A お子さんが積極的に行動することを苦手にしていると感じている保護者の方は多いようです。ただ、焦っても大きな成長は期待できません。本格的に考査が始まる10月に入ると、教室では年長クラスの最終特訓として得意なことを発表するクラスを設けています。子どもたち一人ひとりに自分の成長を感じてもらうためです。「どんなことでもよいので、得意なことを一つ発表してください」という教師の言葉に、子どもたちの反応はさまざまです。すぐに思いついて自信満々な子。何を発表するか迷い周囲をうかがっている子。ところが、いざ発表になると、ボールつきや縄跳び、歌など、堂々と元気いっぱいに発表してくれます。自信をもって自分らしさを発揮する子どもたち。実は、初めから発表力に長けていた子ばかりではありません。経験を重ね、少しずつ力を伸ばしていった子のほうが多いのです。ですから、まずは小さな成功体験を積み重ね、自信をつけさせていくことが大切なのです。例えば、スーパーではなく街の個人商店などに行き、お子さんに買い物をお願いしてみてはいかがでしょうか。初めは緊張するかもしれませんが、大きな声で買いたいものを伝えて、買うことができたときの喜びはとても大きいものです。また、家族で旅行などに出かけるときは、行き先の相談や荷物の準備など、できることは何でもさせてみてください。家族の一員として力を発揮することが自信につながります。そして、お子さんががんばったときには、しっかりとほめてあげてください。大好きなお父様、お母様に褒めてもらうことで、次もがんばってみようという意欲がわいてきます。一方教室では、発言が苦手なお子さんには「魔法の言葉」を教えています。「ねぇ、どう思う?」という一言です。相談をして何かを決めるという指示を出されても、慣れるまではうまく話を始められないお子さんが多くいます。そんなときにこの「ねぇ、どうする?」という言葉を切りだせると、「そうだね、どうしようか」と、初対面のお友だちからも返事がもらえて、スムーズに話を進められるようになります。一度や二度ではうまくいかないかもしれませんが、焦らず繰り返し挑戦させましょう。その中で、お子さんのよいところを見つけたら、声をかけて認めてあげ、きちんと自信につながるようにしてあげましょう。

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1956年に幼児教室として出発した伸芽会。小学校受験、稚園受験への確かな指導が口コミで広がり、
各地に教室ができました。どの教室でも、半世紀以上にわたって多数の合格者から収集したデータと、
パイオニアとしての幼児教育研究にもとづいたカリキュラムで授業が行われています。お近くの教室を、ぜひのぞいてみてください。

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