創立1956年 名門小学校受験・幼稚園受験のパイオニア伸芽会
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しんがかい通信 VOL.9|おうちで育てる合格の芽

小学校受験で問われるのは、ご両親の育児姿勢。「合格につながる力」を育てる家庭教育について、伸芽会教師が思いを綴ります。

「ごあいさつは」とあいさつを強制しない。お父様・お母様が率先して手本を見せ、できないときには原因を考える余裕をもちたいものです。

497107 模擬テストが終わり、子どもたちが帰ってくると、静まりかえっていた控え室は急ににぎやかになります。中には、その場で詳しくテストの内容を聞いたり、ジュースやお菓子を渡したりするお母様もいらっしゃいますが、テスト後の対応は果たしてこれでよいのでしょうか。実際の入試を考えてみましょう。試験後に、控室でジュースやお菓子をあげるでしょうか。次のグループのテストが控えているかもしれないのですから、学校側の指示に従って、すみやかに控え室から出ていかれるのがよいのではないでしょうか。「お世話になりました」と爽やかにあいさつし、すっと退室されるお母様と一緒のお子さんは、ごく自然に「さようなら」とあいさつができているものです。そもそも初対面の大人にあいさつすることは、子どもにとって大変勇気のいることです。しかし、お子さんがあいさつできないでいると、「ごあいさつは!」とつい言葉をかけてしまうお母様もいらっしゃいます。これが口癖になると、「ごあいさつは」の言葉がかからないとあいさつできない子になりがちです。さらには、あいさつができないと平気で、人前で怒るお母様もいらっしゃいます。お子さんも「あいさつをしなければ」と思ってはいるのですが、たまたまタイミングが合わなかったりしてできないときもあります。そんなときに、ただ怒るだけではダメなのです。どうしてあいさつができなかったのかを考えてあげるお母様であってほしいのです。日本女子大学附属豊明小学校に合格されたひとりっ子の女の子のお子様は、お父様が出張がちのせいか、男の先生が苦手でした。女の先生にはきちんとあいさつできるのですが、男の先生ですと、お母様の後ろに隠れてしまうのです。しかし、お子様のお母様はあいさつを強要しません。いつも笑顔で、ご自分だけあいさつされて帰られるのです。ところが、ある日のことでした。教室から帰られる際にお母様はお子様にこういったのです。「お声が小さくて先生に聞こえませんよ」お子様は、お母様の後ろからでしたが、顔をちょこんと出して、「さようなら」と言っていたのです。お子様が男の先生にもあいさつしたかったのですが、きっかけがつかめなかっただけなのでしょう。近所の方や幼稚園では、普段からきちんとあいさつはできていたはずなのです。お母様は、お子様が父親以外の男性が苦手なのを知っていますから、無理をさせなかったのです。教室に数回通い、お子様が雰囲気や先生に慣れるのを待ち、タイミングのいい演出を試みたのです。お子さんの性格を考え、信頼しているやさしいお母様ですから、お子さんもその希望に答えたのです。「ごあいさつは」と人前で強制されるのは、お子さんにとっても嫌なことです。お母様が率先してあいさつすることでお手本を見せ、お子さんができないときには原因を考えてあげる余裕をもつことが大切なのです。

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