創立1956年 名門小学校受験・幼稚園受験のパイオニア伸芽会
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しんがかい通信 VOL.4|先生のノートから

伸芽会の教師がつづるエッセーです。教育や子どものこと、自分自身の近況など、普段感じていることをつづっていきます。

○合格する家庭に「共通項」とは?子どもが自立できる生活習慣をつくりましょう。

free-illust38409今年も私立小学校の入学試験がほぼ終わりました。毎年多くのお母様に接していますが、合格されるご家庭には、一つの共通項があるようです。それは、ご家庭の教育環境がしっかりしていること。例えば志望校に合格した女の子のお母さん。お母さんいわく「以前は、娘に『自分のことは自分でしましょうね』と口では言いつつも、すぐ娘の行動手伝おうとしていました。でも受験を考えるとそれではいけないんですよね。本番の入試では、衣服の着脱テストなど、自分のことは自分でできないと困る場面も多くあります。だから、親にとっては辛かったのですが、手を出したくなったら我慢するようにしました。着慣れない服を着るときでも、覚束ない手つきで服のボタンをしめ、『ママ!できたよ!』と無邪気に喜ぶ娘の姿に、過保護にならないことの大切さを教えられました」確かに、時間のない朝などにゆっくり着替える子どもを見ていると、どうしてもイライラしがち。でも女の子のお母さんは、そこをぐっと我慢し、こどもが自立できる環境を作っていったそうです。あいさつに関してもこのようにお話しされていました。「『おはよう』、『いただきます』、『おやすみなさい』。最低限、この3つを家族全員で守るように決めたのですが、始めた当初は忙しさにかまけて曖昧に済ましてしまうことも。でも、娘はそんなときも常に大きな声で『ママ、おはよう!』と…。自分のいたらなさを感じ、それからはどんなに忙しくとも、必ず娘の目を見てあいさつするようにしました。」小学校の入試は「親の試験」とも言われます。言い換えれば、家庭教育のあり方がテストというスクリーンに現れる、といっても過言ではありません。自分のことは自分でやらせ、あいさつをキチンと励行させる…家族が協力し、子どもが自立できる家庭環境をつくることが大切なのですね。

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1956年に幼児教室として出発した伸芽会。小学校受験、稚園受験への確かな指導が口コミで広がり、
各地に教室ができました。どの教室でも、半世紀以上にわたって多数の合格者から収集したデータと、
パイオニアとしての幼児教育研究にもとづいたカリキュラムで授業が行われています。お近くの教室を、ぜひのぞいてみてください。

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