全国的にも屈指の進学校である洛南高等学校の特色は、その附属小学校の入試にも色濃く表れています。それは、30枚近くに及ぶ、思考系を中心とする難問ぞろいのペーパー試験であり、超難関大学受験時の長時間に及ぶ勉強量に耐え得るスタミナと精神的強さを、小学校受験時においても持っているかが問われています。
しかしながら、難問の多くは基本の組み合わせで対応できます。難問対策で大切なのは、体験量に裏打ちされた確かな基礎力と、基本の組み合わせを自分で見つけられる柔軟な思考なのです。
昨年度合格されたお子様方は、多くの体験を積む中で、早々に、受験に必要なスタミナと精神的強さを身に付けることができました。難問にも粘り強くチャレンジする心と長時間集中を切らさない力が早い時期に培われたことで、直前期の難関校対策講習をやり抜くことができ、揺るぎない自信とともに本番を迎えることができました。
伸芽会の難関校対策クラスでは、単なる難問の先取り学習や、お子様の理解度を無視した一斉指導は行っていません。それぞれのお子様の力を見極め、力に応じたカリキュラムを編成し、合格へ導きます。お子様を下から支え持ち上げてあげる時期と、求められるレベルに上から引き上げてあげる時期をきちんと見極め、確かな基礎力を時間をかけて築き上げた後に、適切な時期に難問への取り組みを始めることが、難関校対策では何よりも大切なことなのです。