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しんがかい通信 VOL.25|特集1 お子様のココが見られています 行動観察で問われる力(3)

2016年7月6日

お子様の生活習慣や心の豊かさ、コミュニケーション力などを確認するために、小学校入試に行動観察を取り入れる学校が増えてきていまうす。名門小学校の実際の考査を例に、お子様のどのようなところが見られているのか、ご家庭ではどのような準備をしたらよいのかを、伸芽会のベテラン教師がお伝えします。

入試で問われる行動観察2 早稲田実業初等部

125024求められるのは、自ら考え、行動する力。お子様の自立心や粘り強さが見られています。  
考査の考察 早稲田では、ペーパーや個別、集団、運動テスト、二次では親子面接が行われています。「豊かな個性と高い学力をもち、苦難にうち勝つたくましい精神力を兼ね備えた人物」を教育方針に掲げ、入学式の翌日からはひとりで登校することを求めるなど、子どもの自立を確認する考査内容になっています。  
ココが見られている 行動観察では、指定された道具から想像力を働かせて遊びを生み出し、お友だちと楽しく遊べるか、最後まであきらめずに取り組めるかなどが見られています。また、「他を敬し、己を敬し、事物を敬す」という三敬主義の校訓をもつ早稲田実業学校。絵画や制作の課題では、手順の細かな説明や指示は控え気味。その上作業道具として扱いが面倒な壺のりやお手拭きが用意されています。段取りのよさやその後の片付けだけでなく、例えばのりを多く取りすぎたら使わない分は壺に戻せるか、お手拭きはきちんとたたんで戻せるかといった、ものを大切にする心や他者への気配りなども確認しています。  
ご家庭では自立心をはぐくむためには、お母様が先回りしてお膳立てするのではなく、自分で必要なことややるべきことを考えさせ、何事も自発的に取り組ませるようにしましょう。例えば、目覚まし時計を用意して「自分で時間をセットしてひとりで起きようか」と相談したり、「お風呂の時間ですよ」と伝えるだけで、タオルやパジャマを自分で用意できるようになったりすることです。少し時間がかかっても手を出さず、できたときにはしっかりほめてあげることで、日常の中でお子様の自立心を伸ばすことができます。  
2011年度考査の出題例  自由遊び 浮輪、ビート板、ペットボトル、帽子、紙皿、紙コップ、魚型のプラスチック容器、鉛筆、画用紙などから指定された2つのものを使用して、お友だちと相談しながら遊びます。  
伸芽会の教室では、ペーパーや運動、手作業、集団遊びなどを組み合わせ、実際の試験と同じ環境でお子様たちを指導しています。例えば、「ペットボトルと新聞紙でどうやって遊ぶ?」と投げかけ、遊びを想像させて実際に遊びます。例えば、「ペットボトルと新聞紙でどうやって遊ぶ?」と投げかけ、遊びを想像させて実際に遊びます。また、靴を揃える、正座するといった生活習慣から、たたむ、結ぶ、拭く、掃くといった自立へのかけ橋となる手伝いを通して身につけるべき手作業まで幅広く体験させます。

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