晴れ渡った12月の日曜日、新年長クラスの74名は、茨城県笠間市にある笠間工芸の丘へ野外スクールに出かけました。
子どもたちは初めてのお友だちや先生方との活動に取り組み、1日を通して元気のよいあいさつやしっかりとした返事、まっすぐに整列する姿勢などを身につけ、大きく成長して帰ってきました。
今回の制作活動では、「絵付け」と「手びねり」という手法を使って陶芸にチャレンジしました。参加した子どもたちは、「絵付け」では用意されたお皿に絵や模様を描き、「手びねり」では手で粘土をひねって形をつくりました。
どこに飾ろうか、どうやって使おうか、何に入れようか、また、プレゼントするなら誰にしようか、相手の好みは何だろうかなど、どうしたら喜んでもらえるか相手の気持ちを想像し、自分のなかでさまざまなイメージをふくらませて制作しました。そうして、それぞれの思いが詰まった、温もりのある素敵な作品が仕上がりました。
完成した作品は、素焼き、本焼き、乾燥などの各工程を経て、後日、素敵な焼き物となって手元に届く予定です。今からその日が待ち遠しいですね。
子どもたちが一生懸命作り上げた作品のなかから、優秀作品として、「絵付け」部門で男子3名/女子3名、「手びねり」部門で男子4名/女子3名を選出いたしました。
【絵付け】
【手びねり】
大きくてわかりやすい絵、しっかりとした筆使いでの着色、形づくりなどの制作の要素、またプレゼントした相手に作品を使ってもらう姿を想像しての発表のようすなどを総合的に判断し、指導者全員で選ばせていただきました。選ばれた皆さん、おめでとうございます!
参加された74名のお子さまと保護者さまには、ご参加いただきましてありがとうございました。
伸芽会の野外スクールや合宿では、制作活動だけでなく、集団活動を通してお子さまの社会性や協調性を育み、多様な経験・体験の中でさらなる成長につなげられるようにし、そういった学びの場をこれからも増やしてまいります。
次に教室外での活動として、4月末から5月上旬の大型連休にスプリング合宿を予定しております。参加人数に限りがございますが、できるだけ多くのお子さまが成長できる場をつくってまいりますので、ぜひ楽しみにお待ちください。







